第二章

2/4
前へ
/88ページ
次へ
「なぁなぁ晴夜、博康!! もぅすぐ修学旅行だけど1日中起きてようぜ(笑)」 こいつは伊沢佑(いざわ たすく)。 クラスのムードメーカーで俺の中2の時からの友達ってとこか… 「…ってか修学旅行どこいくんだっけ?」 あぁそっか、博康は転校してきたから知らないんだ…ι 『俺たちの学校は毎年恒例で京都と奈良に行くんだよ…』 ―――ほぅ京に行くのか… 懐かしいな… 昔は博雅とよく京の町にて鬼や妖かしを退治したものだ。(遠い目) などと晴明は思い出に浸ってるしι Σ…って他の奴がいるときに話かけんな!! 俺が晴明と話せるようになったばかりの頃、晴明の一言一言に反応しては周りから不審な目で見られたな(泣) ―――それはそうだろ… 端から見れば独り言をブツブツと言っている怪しいやつだからな(笑) テメェのせいだよ(-_-#) ってか心読むなって言ってんだろ(-o-;)!! ―――顔を見ればわかるさ… もう少しポーカーフェイスなるものを会得しては?(笑) Σ(°□°;)ポーカーフェイス!? あんたホントに平安時代の人ですか!? 「(あぁ…晴夜のやつまた晴明さんと漫才みたいなことやってるな(笑)(^_^;))」 博康は俺の家系のことや力のことも知ってるし晴明のことも話した。 ってか事件に巻き込んじまったんだし話さなきゃいけねぇよなι
/88ページ

最初のコメントを投稿しよう!

198人が本棚に入れています
本棚に追加