第二章

3/4
前へ
/88ページ
次へ
. . 「ってか京都と奈良って修学旅行の定番っていうかお決まりと言うかι」 『佑、贅沢言うなょ(笑) まだ行けるだけマシだろ? ある学校ではOBの誰かが学生時代に修学旅行先で問題起こして以来修学旅行がなくなった学校だってあるんだから(黒笑)』 (※大和の学校デスι泣) 「は、はいιそぅですね!!(今さらだけど晴夜の黒さに磨きがかかった気が……………(°□°;)ガタガタ)」 ―――しかし晴夜、京に行くとなると少し厄介だぞ… 前にお前と博康を襲った妖かしに情報を売り、けしかけた者がいる恐れがある… そぅ…4ヶ月前俺たちを襲ったやつらが話していた会話に気になる内容がいくつかあった。 その妖かしに情報を与えた者の正体は未だわかっていない… くそっ!! あの妖かしが話していたアイツラって誰のことだょ…!! 「晴夜大丈夫か?ι まだ前の事件のことで気になることがあるのはわかるけど、あんま考えすぎるのは良くないよ…」 いつの間にか教室には誰もいなく、博康が心配そうに俺の顔をのぞきこんでいた。 『あぁι悪ぃ博康… でも早く解決しねぇとまたお前まで狙われる可能性があるからさ… この前は「俺はちょっと怪我しただけだし平気だ!! でも晴夜は一回死にかけたんだぜ!! しかも俺なんてなんの役にも立たなかった… 晴夜の重荷になっただけだ…」 申し訳なそせうに話す俺の言葉を遮り博康が怒鳴る… ホント博康って他人ばっかり気にすんだから…(笑)
/88ページ

最初のコメントを投稿しよう!

198人が本棚に入れています
本棚に追加