ホワイトデー

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「分からないのか?挨拶だよ。」 「ふざけんなっ!ここは外国じゃねぇんだぞ!(怒) 」 そう言うと、うさぎを自分へと引き寄せる。 「全く…低レベルだな(笑)」 「なんだとっ!?」 「やめてよ、二人ともっ!(汗)」 この二人が揃うといつもこうなる。うさぎは板挟みになってしまうのだ。 そんな時に現れ、終止符を打ってくれるのは…。 「あら、こんな所にお揃いでどうしたの?」 「みちるさんっ♪」 「ごきげんよう、うさぎ。はるか、またちょっかい出してるの?」 「ちょっかいなんて…僕はただ、子猫ちゃんにバレンタインのお返しに来ただけだよ。」 はるかの前に立ち、怖いくらいの満面の笑みになるみちる。 「はるか、私まだ貰っていなくてよ?うさぎがよっぽど可愛いのね~?」 「み、みちる…(汗)何言ってるんだよ?君には特別に用意してるんだよ(焦)」 「あら、そうなの?」 笑顔ではあるが、明らかに笑っていない冷たい視線のみちるに焦るはるか。
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