ホワイトデー

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「よっしゃ~!ざまぁみろ!天王はるか!!」 「何、競いあってんのよ?」 呆れ果てた後、星野の顔を両手で包んで自分の顔の近くへと引き寄せる。 「比べるまでもないでしょ!/////」 「おだんご…。」 すぐにそっぽ向いて耳まで赤くしてるうさぎが愛おしくて、後ろから思いきり抱きしめる。 「せっ、星野っ////そういえば、ここ外なんだからねっ////」 「いいじゃん♪それより、あいつのせいで俺のホワイトデー作戦が台なし(怒)すっげぇ普通だな…。」 ポケットから小さな可愛らしいラッピングに包まれた物を渡す。 「いいよ、特別な事なんかいらないよ。ありがとう、星野。嬉しい////」 俺に向けられる、その笑顔が本当に嬉しくて、抱きしめて、離したくなくなる。 「俺んち来る?」 「…嫌////」 「何でだよ!?」 「やらしい事考えてるのバレバレなんだもん。////」 「お、おぃ!待てって、おだんご~!」 言ったでしょ? 貴方がいれば特別な事なんてな~んにもいらないの。 だから、ねっ? この手を離さないでね。 End
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