全てを無へ…

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遠い異国に堕ちて             幾年が過ぎたでしょう…             別れは突然やってきました             繋いだ手が離れてゆく             サヨナラも言えずに             言葉も髪の色もなにもかも違うこの土地で             独り孤独と耐えながら             また、あなたと逢える日を蓮の花を数えつつ             わたしは、待つのです
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