偽り

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思ってもない文字を打ち 思ってもない事を口にし       ただそれを 繰り返し続ける       楽しさの余韻に浸り   すぐに言い様のない 何かに襲われる       罪悪感と 空虚と 矛盾に   ただ頭を抱え込む       こんな事が得意になった自分に ただ自嘲の笑みが零れる       抜けられない モノにはまった私は どうなるんだろうか       独りで この寒さは ただ冷たいだけで       近くにある 私とは違った人に       表すことの 出来ない風が 何度も通りすぎる
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