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『ん~やっと仕事が終わった』
『お疲れ美紀!』
声をかけてきたのは『裕子』。色々相談も聞いてくれる頼りになる同期の子です。
『お疲れ裕子!』
『明日から連休とってたけどどっかいくの?』
『うん。記念日だから彼氏と旅行に行く約束してるんだ。』
『いいなぁ~!どこいくの?!』
『まだ決めてない。予定きめないでゆっくり色々まわろうって彼氏が言うから。』
『へ~それはそれでおもしろそうだね!』
『でも、私はどうしても行きたいとこがあるんだけど…』
『なら言えばいいじゃない!ところで行きたいとこってどこなの?』
『それは…』
ブーブーブーブー…!
『あっ!ごめん彼氏から電話だ。』
『はいはい…。なら私は先に帰るから。お土産よろしくね!』
私は裕子に手を振りながら電話にでた。
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