記憶の1⃣ページ

2/2
前へ
/5ページ
次へ
家についた。気付けばもう夕方の5時。「お腹すいたぁ。」すぐに原付でちかくのコンビニへ。店に入って缶コーヒーとメロンパンを持ってレジへ並んだ。「いらっしゃいませ!あっ!」俺は店員の顔を見た。「あっ!朝の散歩の子!」その女性がまた顔を真っ赤にして下をむきながらおどおどしていた。俺は「前にもどっかでお会いしましたか?」そう聞くと彼女は「河川敷の桜の木」それだけいって後は話してくれなかった。俺は疑問を持ちながら家に帰った。「なんか引っ掛かるんだよなぁ。」そういって中学の卒業アルバムを出してきた。「俺もこんなじきがあったんだなぁ・・・。あっ!この子コンビニの店員!」俺はようやくまきの存在に気が付いた。「まきちゃんメガネ外したんだ。美人になったなぁ。」最後のページに一枚の手紙がはさんであった。それは中学の時にまきからもらったものであった。
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加