桜満開の恋火

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桜満開の恋火

手紙を読むとまきからのラブレターだった。「わたしがもう少し大人になったらあなたの恋人になりたい。」俺は思い出した。桜の木の下で手紙を渡されたこと。俺はあの時は恋の事なんかそっちのけで勉強してた。だからまきのこともふってしまった。俺は全て思い出した。高校卒業したらまた桜の木の下であおうと約束したこと。次の日。俺は朝から大学を休んで河川敷の桜の木の下に行った。するとまきがいた。「まき・・・だよなぁ?」するとまきが「私の事思い出してくれたんだね。」まきは目に涙をためて笑った顔で俺を見た。俺はなにも言わずまきを抱きしめた。「ごめんなぁ。遅くなっちゃった。」まきは「いいよ。でも私毎日待ってたんだからね。」少し怒った口調で言った。俺は心に決めて返事を返した。「俺はお前を幸せにしたい。だからお前も俺を幸せにしてほしい。」まきは「はい。一生そばにいます。」桜の木の下で始まってまた一緒に今度は次のステップへと歩んでいった。それからの俺たちは3⃣年後に結婚。それから俺たちの間に子供ができた。女の子だ。名前は桜。俺たちが出会った桜をつけた。桜の木の下で永遠の愛を誓った。俺たちは毎日三人で桜の木を散歩にいってる。これからも二人。いや三人の間に桜のように愛がふりまくように・・・・。
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