夢と現実の狭間で

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静かな世界 誰も入れない 入らせない ただ心の中だけでも穏やかに 過ごしたいから 私は心を閉ざす それでもなお他人は私の心に 土足で入り込み 私に静寂を与えてはくれない ガヤガヤと煩わしい 耳障りの音が 私を現実に戻し 教室の窓から吹く風が髪をなびかす そして私は戻ってきたのだと 内心うんざりしてるのだろう 静かな世界は夢で 煩わしい世界が現実 その中で生きてることに無意味さを感じるのは 私だけなのだろうか…
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