95人が本棚に入れています
本棚に追加
ここで、以前【G】が働いていた店が出てきたところで、その店について紹介しよう。
その店には、人の紹介で働く事になったのだが、なにぶん風俗業界は初めてだった為、スーツ姿で面接に行ったところ、
珍しい奴だと即採用、即勤務開始となった(笑)
その日は終電に間に合うように、少し早めの上がり時間にしてもらい周りの街の様子を見て回った。
すると、無料案内所や様々な形態の店があり、風俗業界の奥深さを知った💦
次の日は昼の10時に出勤で、店内の掃除からトイレの掃除、そして各無料案内所に置いてある割引チケットの補充をした。
そしていよいよ開店時間。
Gのいた店は、【ホテヘル】だったので、基本的に店には女の子は来ない。とあるマンションの一室を借り、そこが女の子の待機場となるので、給料は終わったらそこまで届けに行かなくてはならなかった。
その頃の【ホテヘル】は、近くの無料案内所にパネルを出し、割チケを置かせてもらう。そして、案内所の店員に店を勧めてもらう。
そのあと店に電話がくるので、客を迎えに行く。
その時のスピードの早い事早い事💦
しぬ気でダッシュし、案内所から店まで連れていった後は、
『大丈夫ですよ👍』
を連呼してれば、大体の客は落ちる。
と言うのも、曜日、時間帯によって女の子の人数にバラつきがあるし、いない子でもいることになってるし、来るはずの子が来ないとか、大幅な遅刻など当たり前の世界なので、それを客に悟られてはいけないのだ…😓
👤『この子いる?』
〓『大丈夫ですよ👍』
とか
👤『誰が一番早くできる?』
〓『どの娘でも大丈夫ですよ👍』
とか
しばらく待たせた後でも、
👤『まだ時間かかる?』
〓『大丈夫ですよ👍あとは準備のお時間だけです。』
とか
女の子が来るかもいるかも分からないのに、
👤『予約できる?』
〓『大丈夫ですよ👍いつでも女の子は揃ってるんで👍』
などと嘘八百どころか、嘘一万も二万を並べたてる。
例え前の客を接客中でも、
『大丈夫ですよ👍すぐ行けます❗❗』
読者の中にもこんな経験がある方もいるのでは?(笑)
最初のコメントを投稿しよう!