私のバイトでの仕事

2/3
12人が本棚に入れています
本棚に追加
/66ページ
いつものようにバイト先にやって来た   いつもと変わらない風景、いつもと変わらない業務員達。 でも、作業するところは他と違っている   他の部屋にはない… 人気のない職業…     私は作業場に入った 血の臭いがする… 目の前に広がる景色は赤…   いつもより悲惨だった   床には首が転がっていた… 吐き気がしたが、これが私の仕事 それを片付ける役…   首はどれも同じように見えた 手袋をはめて片付けを開始する 箱の中に死体を入れていく…   手はだんだん血に染まって赤くなっていく… たまによくわからない臓器に手が触れる そのたびにニュルっとする感触やブチュっという音がする 凄く気持ち悪い   この作業を1時間ぐらいで終わらせる   たまに職場の幹部が来て、「早くそれを片付けろ」と言ってくる 私はそれに従うしかない 逆らえば殺られる 私の仕事はそういう世界の中にある   全て箱に入れたら作業場とは別のところへ持っていく その箱の中の死体などは処理班達によって処理される 処理の仕方は不明  
/66ページ

最初のコメントを投稿しよう!