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「何急に(笑)」
美貴は冗談に捉えてあははって笑ってたけど
私がそのまま真剣な顔をしているのに気付いて笑うのを止めた
「何でそんな事聞くの…？」
「俺は棗の事大切だって思ってるよ。かけがえのない存在だって」
『そっか』
私は笑う
『ありがと』
「何？」
『何でもないよっ！！それより簾ちゃんとお土産買ってくるかなぁ？』
心配させないように誤魔化す
「どうだろうね」
きっと一週間後には答えは出てる
ここに残るのか…
残らないのか
一週間後の私は…
だったら今を楽しもう
運命はもう決まっている
考えなくても答えは出ているはずなのにね？
ここにいる時間が私にとって本当に大切なモノだから
混乱してるだけ
分かってる…
簾が帰ってきたらちゃんと話すから
それまでここで楽しんでもいいでしょ？
英鈴に戻ったらもう二度とみんなと会う事はないかもしれないから
『ねー今日の放課後どっか行こうよ！！明日も明後日も♪！！』
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