入ってはいけない 部屋…

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と、そんな敷地内に入った四人と、霊媒師二人だったが、 明かりになるような物を持っていない四人は、この霊媒師に着いて行くしか、中を探索できなかった。 初めは何事もなく、探索をしていたが、いつからか、四人は霊媒師二人の異常に気付いた… 元々知り合いでもないし、あまり会話という会話はなかったが、霊媒師二人は一言も言葉を発っさなくなっていた。 それだけなら良いが、霊媒師一人は異常なまでの大汗… いくら動き回っているとはいえ、運動をしているわけではないので、この寒い時季に流れ落ちる程、汗をかくというのは、異常という他ない。 この時すでに霊媒師は 『霊』の存在を感じていたらしい…
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