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目を覚ますとそこには、猫の手、猫の足、猫の体をした俺がいた。
「ニャー[うわっ]」 周りは全員アイルー。どうやら、俺はアイルーになり、アイルーの秘密の村にいるようだ。
しかし、困ったものだ。このまま、ポッケ村へ行けば、すぐに狩られるだろう。どうしたものか。
そこへ
一匹のアイルーが、「ニャー(どうしたの?大丈夫?さっき運ばれてたでしょ)」
と、言ってきた。
俺は、無視をしていた。
「ニャー、ニャッー、ニャー(ねぇ、聞いてる?それにさっき、あなたと一緒にハンターの武器が来たけど、何か関係あるの?)」
(あっ、そうだ武器はあるんだ。)
この時、俺は一つの選択を思いついた。(今はアイルーでも、元はハンター。武器の扱いにはもう慣れている。アイルーのハンターとして働き、いつか、人間のハンターに戻れる情報を手に入れると。)
俺は、ハンターの武器がある場所に案内してもらった。
だが、今はアイルー、人間のハンターの武器は持ち上がらず、また悩んだ。
そこへ、この村の村長らしい、よぼよぼのアイルーが来た。
「にゃーにゃー、にゃー」
と言うと。 俺を案内してきたアイルーを下がらせた。
続く
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