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そして、早速作り始める。
春だから…爽やかな感じか。
集中力が…💧
気付けば12時を回っていた。
「駿~、お風呂入りなさ~い」
「うん~」
取り敢えず、入りに行くか。
ゴン‼
タンスの角に足の小指をぶつけた💧
半端なく痛い…
「邪魔なんだよ(泣)」
バン‼
パタッ…
何か手紙らしき物が落ちて来た。
何か書いてある…
『彩花』…?
―「昔の寝室の壁、
動いてたよね‼」―
―「ベッドの横から、
手が出てきたんだって‼」―
昔は、二段ベッドで寝ていた。
うちが上で、
弟の康太が下。
彩花…って…?
「先寝るね」
「うん。あ、母さん」
「ん?」
少し、沈黙が続く…
「あ…、彩花って…?」
「………今、生きてれば、
駿のお姉さんになる人よ」
「え…?」
「小さい頃、交通事故で…」
「そっか…」
「…じゃ、寝るね」
「あ、うん」
そんな過去があったんだ…
って、早く入って作らなきゃ…💦
―駿…?始めまして―
.
「だ…、誰…?」
―良かった。通じてるみたい―
「え…?」
―その曲、良いね。
完成したら、聞かせてね―
「あ、うん…」
―待ってるね―
「ちょっ…姉ちゃん…」
姉…ちゃん…?
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