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「駿~‼起きなさい‼」
「え…?うっそ~‼」
時計を見たら7時だった。
「お風呂も入らないで」
「パ…パソコンは…?」
「付けっぱなし」
「ふぅ…」
まだGW中で良かった。
それより、さっきの…夢?
「朝ご飯は?」
「いらない✋」
「もう…」
明日打ち上げだから
今日中には仕上げないと…💦
あ…、昨日の紙…
何か書いてある。
『曲、聞かせてね』
夢じゃ…ない…
―姉ちゃん、もうすぐだから―
んで…
「完成~‼
姉ちゃん、聞いててね」
紙を握り、曲を流す…
この時だけは、
いつもの曲が倍以上
長く聞こえた…
―ありがと…―
「姉ちゃん…」
瞳の滴が、
手紙をそっと滲ませた…
そして、愛にメールする。
<送信:愛>
『曲出来たよ✋
そっちのPCに今から送るね⤴』
<受信:愛>
『分かったぁ✋』
少しして、愛からメールが来た。
<受信:愛>
『ありがと✋
めっちゃいい曲だね⤴』
<送信:愛>
『いえ2⃣🎵
愛の歌詞が良いからだよ✋』
<受信:愛>
『ありがと。
あ、駿は…離れないよね…?
ゴメン…変な事聞いちゃって…
あんま気にしないで
良いから✋』
<送信:愛>
『え…?
離れる訳無いから✋』
<受信:愛>
『良かった⤴
じゃ、明日飲み会でね🎵』
<送信:愛>
『うい。』
絶対、離れないから…
体が、おかしくなるまでは…
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