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そして、大学に着いた。
葉書に書いてある
番号を見ながら、
体育館の案内に従い
自分の席を探す。
M101524……
あった…けど、
誰か座っている…
しかも、可愛い顔した女子だ…
シャイなうちは、
なかなか声が掛けれない…
「駿~!探したじゃねーか」
「亮じゃん!」
斉藤亮。
かなり元気で、体育会系。
亮とは、高校で知り合った。
以外にも、
面倒見が良かったり。
「席…、ねーのか?」
「いや、あるけど…」
「あ、あの人だな。
ったく、言ってきてやるよ!」
「ありがと~!」
「はいはい」
積極的な亮と、
消極的な自分…
お互いバランスよく生きてきた。
「はいよ」
「あ、Thank you🎵」
「にしても、良いな~」
「ん?何が?」
「お前の隣、
めっちゃ可愛いやん」
「う、うん…」
うち的には、
気軽に話せそうな
明るい男子の方が良かった…
「じゃ、
そろ②始まるみてーだから、
一旦戻るな」
「あい~」
そして、
入学式が始まった。
暫くして…
「こんにちは⤴」
隣の女子が、
話し掛けてきた。
「あ、こんにちは」
「これ、スティッチですよね?
私も、大好きなんですよ⤴」
鞄についてた
スティッチのキーホルダーをみて、
話が始まる…
「可愛いですよね⤴」
「うん🎵」
その後、
入学式が終わるまで、
その女子と話し続けた。
名前は、水嶋愛。
家は、
うちの最寄り駅から
二つ離れた所にある。
入学式が終わると、
アドレスを交換し、
明日から一緒に
行く事を約束し、
別れた。
「じゃ、また明日」
「うん🎵バイ~✋」
「良いな~。」
「お守りパワー🎵」
「…大丈夫か?」
「じゃ、また✋」
「あ、あぁ…」
まさか本当に、
お守りパワーが効くとは…
学校に行くのが、
楽しくなった⤴
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