第2話 ―二つの花―

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「愛は、どう…?」   「ん?」   「その~、うちの事を…」   「…行動で表して良い?」   「え?あ、うん」   「目、閉じて…」   愛が小声で言う…     そして、愛の唇が、 頬に、触れた…   これが、愛と初めてのキスだった…   「あ、ゴメン…」   「い、いや②、平気やよ⤴」   「…駿は?」   来ると思った。   「愛と、同じだよ」   「行動で~⤴」   「え…?」   「軽くで良いから✋」   「緊張するな~」   「はは🎵」   ゆっくりと愛の頬に、 唇を近づける…     あと少しで触れ合う時、 愛がこっちを向き、 唇が、唇と触れた…   顔が、真っ赤になる…   「暑いね🎵」   「暑いな…」   「これからも、」   「よろしくお願いします✋」   「今日来て良かった🎵」   「だね」   まさか、 こんな急展開になるとは…   お守りパワーは恐ろしい…   「あ、詩…」   楽しそうに、亮と話していた。   「平気みたいだな」   「ね⤴」   「今年もこの季節が やってきた 木々が桜色の衣装で 着飾る季節が…」   愛が、桜を見て言った。   「今の、歌詞?」   「うん🎵」   「誰の…?」   「わ…、私の…」   「作詞、出来るの?」   「ま、まぁね」   「良い歌詞じゃん⤴ プロのかと思った」   「本当に⁉でも、 まだ完成してなくて…」   「じゃあ、出来たら教えて⤴ 曲、乗せるから✋」   「…うん🎵」   「…終わったか?」   亮が話し掛けてきた。   「うん⤴そっちは?」   「あぁ」   「じゃあ、帰ろっか🎵」   「あい~」     そして、別れる事にした。   「ばい🎵」   「ばい~✋」   「また誘ってね⤴」   「もち✋」   亮と二人に…。   「おめ⤴」   「はいはい」   「お互い、頑張るベ⤴」   「おぅ‼」     桜の木の下で、 二つの花が咲き始めた…
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