第2章

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武器屋 店員「これなんてどうだい?ヒールアロー。回復もできる万能弓だよ」 剛「弓も面白そうだけど、やっぱり俺は刀がいいな。刀のオススメは?」 店員「刀かい?ちょっと待っててくれるか?」 海「ん?なんだあれ?煙・・・?」 剛「もしかして火事か?」 店員「まさか・・・、あれは・・・」 海「何か知ってるんですか?」 店員「もしかしたらこの近くの山のモンスターかもしれん」 海「モンスター?」 店員「あんた達旅人なんだろ?よかったら見てきてもらえないか?」 剛「どうする、海?」 海「そんなの決まってるだろ!」 剛「だろうな」 店員「行ってくれるか!それならこれを持っていくといい」 そういうと武器を2つ取り出した。 店員「この刀は量産型龍滅刀。そしてこっちが氷銃。きっと役に立つと思う」 海「いいんですか?」 店員「ああ、別にたいした武器じゃない」 海「ありがとうございます!それじゃあ行くぞ、剛!」 剛「おう!」 店員「多分あの子達が選ばれた者・・・。本当なら龍斬刀を渡せればよかったのだが・・・」 店員の後ろに女が現れた。 女「よろしかったのですか?あれを渡して?」 店員「おお、お前か。大丈夫だ。もしあの子達では無かったとしても、この悪夢を終わらせる為の武器はまだある。それに・・・」 女「カイス騎士団ですか」 店員「ああ。この近くにいるという情報だ」 女「本物の勇者と見習いの対面ですか・・・」 店員「そうなってくれれば、私の計画が一段階進むはずだ。」 一体何が起きようとしているのか? そして店員の計画とは? 海と剛が広場に着いたとき、すでに愛達が何かと戦っていた。
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