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武器屋
店員「これなんてどうだい?ヒールアロー。回復もできる万能弓だよ」
剛「弓も面白そうだけど、やっぱり俺は刀がいいな。刀のオススメは?」
店員「刀かい?ちょっと待っててくれるか?」
海「ん?なんだあれ?煙・・・?」
剛「もしかして火事か?」
店員「まさか・・・、あれは・・・」
海「何か知ってるんですか?」
店員「もしかしたらこの近くの山のモンスターかもしれん」
海「モンスター?」
店員「あんた達旅人なんだろ?よかったら見てきてもらえないか?」
剛「どうする、海?」
海「そんなの決まってるだろ!」
剛「だろうな」
店員「行ってくれるか!それならこれを持っていくといい」
そういうと武器を2つ取り出した。
店員「この刀は量産型龍滅刀。そしてこっちが氷銃。きっと役に立つと思う」
海「いいんですか?」
店員「ああ、別にたいした武器じゃない」
海「ありがとうございます!それじゃあ行くぞ、剛!」
剛「おう!」
店員「多分あの子達が選ばれた者・・・。本当なら龍斬刀を渡せればよかったのだが・・・」
店員の後ろに女が現れた。
女「よろしかったのですか?あれを渡して?」
店員「おお、お前か。大丈夫だ。もしあの子達では無かったとしても、この悪夢を終わらせる為の武器はまだある。それに・・・」
女「カイス騎士団ですか」
店員「ああ。この近くにいるという情報だ」
女「本物の勇者と見習いの対面ですか・・・」
店員「そうなってくれれば、私の計画が一段階進むはずだ。」
一体何が起きようとしているのか?
そして店員の計画とは?
海と剛が広場に着いたとき、すでに愛達が何かと戦っていた。
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