お持ち帰り

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「まったく」  日番谷は大きくため息をついた。 「いいじゃないですか。みんな楽しんでいたんですし」  最近、いろんな出来事が続きすぎてみんな疲れているのをしっていて松本は今回のことを企画したのだ。 「……そうだな。たまにはいい気分転換にはなっただろう」 「でしょ、でしょ」  松本はご機嫌だ。 「だが……」  日番谷はきっと松本を睨みつけた。 「お前の場合は呑みすぎだ。少し控えろ!」 「あん、隊長のいじわる」  心配して言ってくれているのはわかるのだが、照れ隠しからかおちゃらけてしまう松本。 「……まあいい」 「あ、こっちですよ」  日番谷が曲がろうとしたのを止めた。 「お前の家はこっちだろうが」 「えー隊長の家に行きたい」  ねっ、と松本は日番谷の腕に自分の腕を絡ませた。 「……お前なあ」 「いいじゃないですか。ほらほら」 「ったく。今回だけだぞ」  そう言いつつ何度目だろうか……。  日番谷なりの照れ隠しなのだろう。  松本はわかっているので何も言わない。 終わり この先は⑱禁になってしまうので(笑)
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