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すると、クラス中の女子が一斉に二人に殺到し、あり得ないほどの質問をふりかける。
二人は急なことに驚き、どう対処していいのか、わからなかった。
その時、
「あ、あの…すいません!通して下さい」
どこかで、聞き覚えのある声が聞こえた。
すると、その声の主は、なんとか女子の壁を抜けて、息を乱しながらも、二人の前に立った。
「あ、あの…私のこと、覚えてますか?」
恐る恐る聞いてきた。
アクセルは黙っている。
しかし、リュウが応えた。
「あぁ、もちろん♪覚えてるよ。
恩人を忘れるわけないよ。
確か…フレア・シェスバール、だっけ?」
「名前まで覚えててくれたんですね!嬉しいです」
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