地球の夢で

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“どうしたの” “何でもない” って 嘘だよ絶対愛してる。   “恋してる” って独り言 “愛してる” って贈り物 多分ずっと愛してる。   空気に書いた手紙を こんなに近い君でも 分からないの? 僕もすぐに 失くしてしまったけれど   畳んだ傘を片手に 雨の夜道を手を繋いで 走り出した僕達も   滑り込んだギリギリの地球 もしかすると明日は もう来ないかもね。 “だから何?” って笑える君と 限りなくゼロで恋したい。      
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