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龍斗「なっ!? 早まりやがって!」
龍斗は拳を握りしめて呟いた。
カイル「何なんだパターンΩとは?」
カイルは内容は知らないが2人の様子からして嫌な予感している。
龍斗「パターンΩ、それは…
戦闘中に敵に勝てないと判断した時に見方が居る場合にトドメを見方に託して命をかけて隙をつくるという作戦です…」
龍斗は悲しげにそう答える…
カイル「馬鹿野郎、何でそんな作戦を教えた!」
カイルは龍斗の襟首を掴んだ…
アリサ「………ソレを考えたのは灸です。
私と龍斗は最後までパターンΩに反対していました…
いえ、今でも反対してます。 でも…」
アリサはそう呟き不動龍棍を握りしめた…
カイル「くっ…」
カイルは龍斗の襟首を離すと灸を見た。
灸(後は頼んだぜアリサ,龍斗…)
灸はアリサ達に全てを託して火力を限界まで上昇させる…
ティアゲネル「殺シテヤルンダナ!」
ティアゲネルは灸の変化に気がつかずに突っ込んで行く…
灸「炎の極み【獄炎】!」
灸の炎が黒く変色し始め、
フレア=グングニルに巻き付き始める…
灸「貫けぇ、フレア=グングニルゥッ!」
獄炎がフレア=グングニルの周りを回転し始める、
同時に灸は掛け出した…
ティアゲネル「ガアァァァァ…」
灸「はあぁぁぁぁぁ…」
ズガッ……ドオォォォォォォン……
灸のフレア=グングニルとティアゲネルの拳がぶつかり合った瞬間凄まじい爆発が広がった…
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