チョコレート

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ゆっくりと目を開けると、そこにニアは居なく――。   「………チョコ?」 窓の枠のところには、ニアの変わりに板チョコが置いてあった。 ニアが、ふっと笑った気がした。 ………。 僕は、やっぱり。 …ニアが苦手だと思った。 「……ばーか」 ほんとに。 ―――― 僕がチョコを好き好んで口にするようになったのは、いつの事だったか。 ……いつの事だったか。 fin.  
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