数字と人間

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  正月、ばーちゃん家でのこと 小学生の従姉妹とのやりとり 「花札しよー」 「いいよー」 ここでの花札はギャンブル性がなく、単に花札を使っての遊び (ローカル?) 3~4人に札を配って、手札を場に1枚出すごとに山から1枚ずつめくっていく 山がなくなった時点での持ち点が多い奴の勝ち 俺も従姉妹も、この遊びは久しぶり 最初に何枚ずつ配って場に何枚出しておくか覚えてない 俺は札を数える 48枚 3人に7枚ずつ配り21枚 場に6枚出して山に21枚残る 全員が手札を出し切った時に、山がちょうどなくなる そう考えた これで正しかったはず その事を従姉妹に説明する 「そんでその3はどうするん?」 「?」 (なんかおかしかったか?) 「あたしと××(俺)とあと一人は?」 こいつは女だと思った  
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