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「よお、アンティ」
オレは一言、声をかけた
するとアンティと呼ばれた黒猫は一度こっちを振り向き、なにくわぬ顔で通り過ぎていった
尻尾に付けた小さな白色の羽根付きのリボンを揺らしながら・・・
「あいかわらず、愛想のないネコ
・・・まぁいいや、早く行こう」
オレは一人つぶやき、青に変わった信号を走り抜けていった
走ること3分、オレはようやく目的の店にたどり着いた
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