受験

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愛美『なんで…なんでそんなに普通なの!私は明日居なくなるんだよ!もしかして…別にどうでも良かった…?私が居ても居なくても、どっちでもいいんでしょ!悲しくなんかないんでしょ!』 愛美はそう言うと、泣き出した。 やっぱり、泣いたか…。 それを黙って見ていたが、少ししてから、愛美を抱き締めた。 愛美『えっ…?』 翔『どうでも良くないよ?悲しいよ…?けど、来年会えるじゃん!俺も、愛美と同じ高校に行くから…。だから、泣かないで。少しの辛抱だから…。』 それを聞いた愛美は、一層泣きじゃくり、微かに頷いた。
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