入学式前夜&入学式

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翔『愛美…どうしてるかな?』 俺は愛美が心配だった。 あんな、ツンデレの象徴的な言葉を連呼してしまう愛美だが、それは俺だからである。 俺以外の人には、少し人見知りをしてしまうのであった。 だから、三つ編みに眼鏡をかけて、目立たないようにしているんだった。 翔『まあ、髪下ろして眼鏡を外せば、少しは話せるようになるか。』 この時の俺は知らない…。 愛美が生徒会長だということを。
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