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愛美…なのか?
俺は急いで観葉植物の方へ向かう。
観葉植物はいまだにざわついていて、俺の心を現しているようだった。
こんなに揺れるほど、急いで走ったのかな…。
だとしたら、かなりショックだな。
翔「愛美………!愛美!」
いるというあてもないのに、いつの間にかそんなことが口から漏れていた。
観葉植物のところまで行くと、さっきの位置では観葉植物で見えなかったところを見渡した。
そこには………
ベンチに座り、目を伏せながら泣いている愛美がいた。
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