カラスのおっぱい
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カラスのおっぱい
年を重ね、日を追うごとに、 綺麗だった花が綺麗に思えなくなってきた。 辛かったことも辛く感じなくなってきた。 だからいつも気になっているあの駅の看板も、 前を通る度に語りかけてくるあのひまわりも、 いつか俺の足を止めることはなくなるだろう。 そして今、目の前の、 この小さなおっぱいの持ち主は ‥やがて大事な家族になるかもしれない。
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