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陸「(…赤ちゃん…?💧)もぉ❗出てってよ❗💦僕も荷物まとめるんだから❗」 お母さんをずいずいと部屋の外に押し出す陸くん。 お母さん「何よ~?反抗期?\(^_^)/」 部屋からお母さんを追い出した陸くんは、またベッドにダイブ。 陸(あぁ💦恥ずかしい❗お母さんたらいつも勝手に僕の部屋入ってくるんだから❗次のお部屋には絶対鍵付けなきゃ💦) そしてふと浮かぶ彰の顔。 陸(……彰くん。いつから僕の事…。) さっき別れ際にキスされた事を思い出し、お顔を真っ赤にする陸くん。 陸(……www💦は…はやく僕も引っ越しの準備しなくちゃ…💦) 気持ちを紛らわすように荷物をまとめる陸くんだった。 ボーッとしてると彰の事ばっかり頭に浮かんできちゃうから。 ✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨ それから2日後。 この日はとうとう住み慣れた土地とお別れする日。 お父さんは先に向こうに行ってるらしい。 お母さんと陸くんは引っ越し前にご近所にお別れの挨拶回り。 お母さん「色々お世話になりましたm(u_u)m」 陸くんもお母さんに促され頭を下げる。 近所のおばさん「あらあら。でも寂しくなるわねぇ。」 ちょっとしんみりとするおばさんだった。 真中家の家族は近所での評判は良かった。 まぁお母さんは少々お喋りが過ぎる部分があるが、明るいし、ノリもいいので近所の子供達からも人気あったし、陸くんは陸くんで礼儀正しく挨拶が出来る優しい子として近所の大人達から可愛がられた。 お父さんは仕事が忙しくて殆どご近所付き合いはなかったみたいだけどね。 まぁ働く男なんて普通そんなもんさ。 近所のおばさん1「陸くん、これ、お菓子だけど、持って行きなさい。」 近所のおばさん2「もう毎日陸くんの顔が見れなくなると思うと寂しいわ~(ノ_・。)💧」 近所の男の子「りくくんのママ。もうボクたちとあそべないの?(>_<)」 近所の女の子「やだ~💦いかないでりくくんのママ~❗(>Д<、💦」 沢山の人達に惜しまれつつ、陸くんとお母さんは車に乗り込む。 車の運転手はお母さんね。 大きい荷物なんかは後から送られてくるらしいから、小さな荷物を車に積んで目的地まで車で走る事3時間の予定。 お家の中を片付けている時感じたのは、「今まで自分達が住んでいた家ってこんなに広かったんだ~💧」って事。
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