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なんか夫婦喧嘩始まってるし。 お母さん「うん💢…うん💢そうよ💢それで⁉💢看板なんてねぇわよ❗💢バ~カ❗」 陸(お母さん…、荒れてるなぁ💧) お母さん「わかったわよ❗そこにTSUTAYAがなかったらアンタの髪の毛むしるからね💢」 ピッと電話を切るお母さん。 陸「💧お母さん。道わかった?」 お母さん「近くにTSUTAYAがあるらしいわ。それが目印よ。チックショウ~💢あのハゲヤロ~💢」 旦那の悪口を言い始めるお母さんだった。 因みにお父さんはまだハゲてないよ。30歳だし。 4~5分車で走ってみるとお父さんに言われた通りTSUTAYAが見えてくる。 陸「あ~❗あったよお母さん❗あれでしょ?TSUTAYA(^-^)/」 お母さん「おぉう🎵あんのハゲヤロ~💕\(^_^)/」 やっと目印が見つかりご機嫌のお母さん。相変わらず旦那の悪口言ってるけど。 お母さん「ここまで来ればもうちょっとよ❗さぁ新しいお家までぶっ飛ばすわよぉ❗o(^-^)o」 陸「わぁ💦お母さん❗安全運転して~💦信号赤だよ⁉💦」 ✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨ やっと目的地の新居に到着した真中親子。 お母さん「オッホゥ🎵なかなか良さそうなお家じゃな~い?キッチンはどうなってるのかしら?o(^-^)o🎵❤」 新しい家にお母さんもテンションあがる。 キッチンが便利だと女としては更にテンションがあがる❗ 陸「ねぇねぇ、お父さんは?」 お父さん「あぁ、お父さんは早速こっちの会社に行ってるのよ。今日はなんか帰りが遅くなるっぽいわよ?そんな事より❗ホラ🎵陸もお二階の自分のお部屋見てらっしゃいよ❗o(゚∇゚*o≡o*゚∇゚)o」 家中をピョンピョン跳ね回るお母さん。子供みたい。 陸くんはお母さんに言われた通り二階の自分の部屋になる場所を見に行く。 ドアを開けると冷たい空気が漏れだし陸を包み込む。 まだ何もない部屋。 陸くんは窓際に足を進める。 外はもうすでに薄暗くなっていた。 窓から見下ろす新しい町の景色。 大きなビルとかは一切なく、民家がポツポツとあるのみ。 陸「…ここが…僕の新しいスタートか…。」 フと思い出すクラスメート達の顔。 陸(みんな、今どうしてるかな…。) 窓を開け、肘を付けて夜景?を眺める陸くん。 陸(……彰くん、どうしてるかな?(//_//)💦)
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