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陸くんが転校してしまう前の日、陸くんが通っていた小学校では彼のクラスの子達から「陸くんお別れ会」のサプライズがあった。 ✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨ 放課後の話→ 男の子「陸❗学校終わったらさ、第二音楽室に来いよ❗(^-^)/」 陸「え?なんで?」 女の子「いいからいいから🎵絶対来てねo(^-^)o」 そう言えば朝からクラスのみんなの様子がなんとなくおかしいかな、とは思っていた。 陸くんはクラスメートに言われた通り、第二音楽室に向かう。 音楽室の扉を開けると…。 陸(…あれぇ💦真っ暗だよ💦僕、暗いの苦手なのに…💦) 音楽室の蛍光灯のスイッチを探そうとした時、突然音楽室の灯りが一斉につく。 そして次々と弾けるクラッカーの音❗ 「パン❗パン❗」 陸「ww❗o(゚□゚;o💦⁉」 男の子「陸❗(^-^)/」 女の子「真中くん❗いらっしゃい❗o(^-^)o」 陸「⁉💦⁉」 何事かと思った陸くん。 音楽室の黒板に色々な色を使ってショークで大きく文字が書いてあった。 「陸くんお別れ会❗」 そして音楽室は色紙などで飾り付けられ、中央のテーブルには大きなケーキとお菓子とジュースが沢山用意してあった。 陸「わぁ❗何これ❗どうしたの?o(゚∇゚*o💦」 先生「みんなでこの日のために準備してたんだよ。勿論キミには内緒でね。」 担任の先生。若いよ。まだ25か26歳くらいの男の先生。 先生「みんな放課後に残って少しずつ準備してきたんだ。」 そう言えば今朝はやけにみんな学校に来ていたのがはやかったなぁと思った。 いつもは陸くんが学校につくのはクラスでも速いほうだけど、今日はどうも自分が学校についたのが一番最後だったみたいだった。 多分、朝早くにみんなはこの音楽室に来ていて、飾り付けの準備をしていたのだろう。 陸「……みんな…、ありがとう…。」 目頭が熱くなる陸くん。そりゃあここまでされたら誰だって嬉しい。 男の子「💦おいおい❗泣くんじゃねぇよ❗」 女の子「私達、笑って陸くんとお別れしようって決めたんだから💦」 と言った女の子の方も泣くのを我慢している感じだった。陸くんの涙を見て、貰い泣き寸前なんです。これ以上陸くんの涙を見ていたらこの女の子も泣いちゃうかも。 陸くんは涙を拭い、精一杯の笑顔をクラスのみんなに見せる。
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