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陸「…ぇ💦あ…あの💦…(//△//)」 こんな抱きかかえられ方された事ないから照れる陸くん。 謎のお兄さん「フフ、傷口からばい菌が入ったらいけないだろ?\(^_^)/」 お兄さんはそのまま陸くんを保健室に連れて行く。 陸くんはさっき自分を脅してきた高校生達の事が気になった。 お兄さんにお姫様抱っこされたまま後ろを振り向くと、徐々に遠くなる彼らの姿。 陸(あの人…、大丈夫…かな?💦) 自分を脅してきたヤツを心配するなんて、なんて優しいし子なんでしょうね。 「ざわざわ…(・_・;)ざわざわ…(・_・;)ざわざわ…(・_・;)」 騒ぎを聞きつけて集まってきたこの高校の生徒達。 陸(……わっ💧スッゴい見られてるし…💦恥ずかしいよぅ💦(>_<)💦) まさか4年生にもなって抱っこされる羽目になるとは思ってなかった陸くん。 恥ずかしいけど、ちょっと懐かしい気分。 こんなに軽々と自分の体を持ち上げてしまうお兄さんにちょっとドキドキ。 陸「あ💦あの❗」 謎のお兄さん「ん?なんだい?o(^-^)o」 陸「…ぇっと…💦僕、重くない…ですか?💦」 少し驚いた顔を見せるお兄さんだったが、すぐにクスクスと笑い出す。 謎のお兄さん「フフフ、大丈夫だよ。面白い事言うね。キミは\(^_^)/」 なんか女の子みたいな事を気にする子だなと思った。 陸「…(//_//)💦」 お兄さんの笑った顔がスッゴく綺麗でカッコ良かった。 ✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨ 保健室に入るお兄さんと陸くん。 謎のお兄さん「すみません。先生、いませんか?」 シ~ンとした保健室内。呼び掛けても反応がない。 謎のお兄さん「…誰もいないのかな?」 陸くんをベッドに座らせるお兄さん。 謎のお兄さん「少し待っててね。手当てしてあげるから。」 先生がいないので、勝手に包帯やら消毒液なんかを探す。 処置に必要な物を揃え陸くんの座っているベッドへ戻ってくるお兄さん。 そして陸くんのナマ足に優しく触れる。 ちょっとくすぐったかった。 謎のお兄さん「染みたらゴメンね?(*^-^)b」 傷口を消毒液で消毒する。 今の消毒液は傷口に染みない物が沢山あるからねぇ。世の中便利になったもんだ。 傷口の消毒が終わったら、お兄さんは丁寧に包帯を巻いてくれました。
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