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自分の行き先が見えなくて
何もかもに絶望していた僕に
誰かが近づいてきて
そっと囁いた
「生きてていいんだよ
価値や居場所がなくたって
生きなくちゃならない」
自分という存在が嫌いで
頑張りきれなくなった僕に
君が近づいてきて
優しく囁いた
「頑張るとか焦りとか
そんなのいらない
必要なのは貴方の存在
生きていること」
人間(ひと)は一人じゃ生きていけない
そんな大事な事を
僕は忘れていた
君にはあの人がいるように
僕には君がいる
もうどんなに辛くても
逃げたりはしない
そう勇気をもって言えるのは
君の言葉があったから
もうどんなに悲しくても
振り返りはしない
そう自信をもって言えるのは
君がいてくれたから
自分の心が汚く見えて
心を捨てようとした僕に
君があの人の隣で
叫んでいる
「それが貴方らしさ
無理に変える必要はない
大切なのは貴方の心」
心から君にありがとう
絶対とは言い切れないけど
もう君には心配かけないよ
もうどんなに苦しくても
自分を変えはしない
自分らしさが大切なんだ
そう自信をもって言えるから
もうどんなに消えたくても
心臓(うごき)を止めはしない
自分は一人じゃなかった
そう心の中で思えるから
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