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先生と教室に入り、先生が優子を紹介しました。
優子は背が高く、丸々としたオカッパ頭の中学生でした。
今度の学校は田舎の学校とは違い、ちょっとレベルの高い学校です。
優子は田舎者気分がいつまでも抜けず 、なかなかみんなに慣れません。
「お母さん、 前の学校に戻りたいよ。今の学校行きたくない!」
とわがままを言っては泣いていました。
『すぐ慣れるから頑張って』
と母親を困らせたくらいでした。
体は大きいのによく泣いていました。
シクシク メソメソと・・。
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