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優子は完全に竜也をあきらめました。
クラスの男の子でちょっと気になってるのは雄也でした。
バレー部でちょっとヤンチャな味のある男の子でした。
優子は段々雄也に惹かれ、バレンタインデーも家に行って告白したのでした。
でも、ホワイトデーがきても何の返事もありません。
「陽子、私やっぱりダメだー。また片想いじゃん。」
『優子何言ってんの?卒業したらもう会えないんだよ。卒業式終わってもう一回告ったら?それではっきりするよ。』
「わかった、だめ元でアタックするか!」
卒業式も終わり、優子は雄也を呼び出して勇気を出して告白したのです。
「私と付き合ってよ」😉
『いいよ』〓
「ハァ?もう一度言って」
『いいよ』〓
「ハァ?いいの?信じらんない、ハァ?」
『お前なぁーしつこい!いいって言ってるやんか!』
「ごめん・・」
初めての彼氏。どう付き合ったらいいのかわかりませんでした。
電話で話したり、電車に乗ってデートをしたり・・
中学卒業後、優子は女子高に進学し雄也は公立高校に進学し、お互いに別々になりました。
彼とはわずかの付き合いで終わってしまいました。
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