嘘つきの柩

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ある日の放課後の教室 美海「もう。雛なんか大嫌い。麻に悪口言って何が楽しいの?」 雛「私だって、美海なんか大嫌い。何で麻さんに悪口を言っているの」 美海「言ってないよ。朝は学校であった事を話して、それから雛からの悪口を麻からきいてるのよ」 雛「私だって言っていませんよ、でも夕方に麻さんから、美海からの悪口を聞かされているんです」 少しの沈黙の後 美海「なんかおかしくない?」 雛「言われてみれば、本人は、何も言ってないのに、嘘の事が伝わっていませんか?」 二人が、疑問を募らせていると…。
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