レベル3

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セイと同じく視点の定まらなくなったマリアは、授業を抜け出して水道水をがぶ飲みしていた。そこに、セイが現れた。 「せいちゃんだーっ」 マリアはせいに抱きつき、セイの口の中に自分の舌を入れた。 「よしよし、まりあ、落ち着けよ」 「せいちゃんを前に落ち着いてらんないよーっ」 「ばかだなあ、まりあは」 「ばかじゃないよっ。せいちゃんが大好きなだけでつ」 セイはマリアの耳元で囁いた。 「おれもマリアのこと大好き」 『せいちゃん…』 「そんなマリアにお願いがあんだけど」 「何!?何でも言って」 「20万貸して」
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