ドキ💓初めての授業は危険がいっぱい⁉

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―魔法学室・1時間目/基本魔法学― 「おはようございます皆さん。基本魔法学を担当する【ケイ】です。皆さん、ノートの準備は良いですか?」 これがなかなかハードだった。黒板?何それ、食えんの?的なノリでマダム・ケイが言った事をそのままノートに書かなければいけない。しかも90分授業。 「そもそも心力とは、希望・普遍・不動・信念から成っております。…まぁ例外として憤怒等もありますが。心力とは魔法の源ですが、その人自身の器でもあり、その最大量は生まれながらにして決まっていますが、その全てを出し切るには相当な修練とセンスが必要です」 ノートを書く事に疲れてふと時計を見ると、針は授業終了時間を指していた。 「では今日はここまで。予習してきてくださいね」 「お、終わった~。いや~怠かった」 「バカ!アレン、教師の前でそんな事…」 「Mr.アレン、次回までに魔法と心力の影響についてのレポートを書いてくる事」 「うえ~!?マジかよ…」 ドンマイ。
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