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「すいませんでした!!」
アレン渾身の土下座。こんなに土下座の似合う美形は国中を探してもこいつだけだろう。…貴族なのに…
「あの~、あなた誰ですか~?」
シェイラ、ストレートに聞き過ぎ。
「あたし?あたしは【メイ・スターリッヒ】、3年生ですぅ。…そうですぅ!あなた達、ウチのクラブに入るですぅ!じゃないとさっきのガキ扱いは許さないですぅ!」
「な…!?あのバカは分かりますが、何故私達まで!?」
「うるさいですぅ。連帯責任ですぅ。入らないなら…いね」
怖!この人理不尽な上にダークな部分が怖いよ!てゆうか“いね”て何。
「面白そうじゃん~。見学だけでも行こ~」
この状況でも緩いなー。シェイラは多分とろいんじゃない、天然なんだ。
「見学…まぁ良いですぅ。ついて来いですぅ」
「ところでアンジェ。メイ先輩の事知ってる様だったけど。」
「何言ってるますのネクセ。このお方は3学年の首席ですわよ」
「へぇ、人は見掛けによらないな。どう見ても小学部なのに」
「てめぇ、もう一度言ってみろですぅ」
「ギャアァァァア!」
…バカアレン。
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