入学

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【国立魔法学園ウェルフェア】 今日からここに通う事になるのか… じいちゃん曰く、教育の自由は戦時中では考えられない事らしい。 「え~と、クラスは…Aか」 意識はしていなかったけど、声に出てしまった様だ。それを聞かれたのか、誰かに話しかけられた。 「君もA組?じゃあ一緒だな。俺の名前は【アーレント・ウェナルド】、アレンでいいよ」 話し掛けてきたのは目鼻立ちの整った気品溢れる顔立ちに、ウェーブのかかった綺麗なショートブロンドヘア。 ここまでの説明なら美人なんだろうが…残念、男だ。 「僕はネクセ、【ネクセ・シェドー】。よろしく。…ん?ウェナルド家といえば貴族じゃないか。僕みたいな農民と話して良いの?」 制服着てたから判らなかったけど、ウェナルド家といえばかなり力を持っている貴族だ。 そんな人が、主人公なのに4P目でやっと名前が出て来た奴と話して良いのか? いや、そんな方だから主人公より先に名前が出て来たのか。 そして、そんな高貴な方にタメ口を使ってしまった僕…。処刑されないよね? 「そんな偏見を持っているのは元老院の堅物ばかりだ。俺を一緒にしないでほしいな」 「なんだ、良い人だった」 「面と向かって言われると照れるな。じゃあ講堂に行こうか、入学式が始まる」

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