2人が本棚に入れています
本棚に追加
/4ページ
「綾香ぉはよ→」
アタシはその声がしたとたんに振り向いた。
「りっちゃんじゃん!!八よ→!!」
いつもの様に挨拶して授業を受けて、お昼食べて授業受けて、部活して帰って……その繰り返し。
今まであんなに普通だった生活が一気に崩れ落ちるなんて、神様以外分かってた人なんていたのかな??
下校中
「そこのお嬢さん!!」
アタシは振り向いた。
見知らぬ人が名刺を取り出しアタシに差し出した。
「な、何ですか??」
「見れば分かるでしょう。名刺ですよ。」
「それでアタシは何をしたら良いのですか??」
見知らぬ人は思い出したかの様にプロ専用カメラを持ってきて、取材をさせてほしい。と頼んできた。
勿論大歓迎。しかもアタシがちょうど購読してる雑誌だからオールOK。
素直に引き受けた。
でもここからがアタシが第一にリスカをしようとした原因の一つになる出来事が起こるのだった
最初のコメントを投稿しよう!