─第2章 運命─

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それから家に帰り、バッグに塾の道具を詰め、家を後にした。 『今日は算数と理科かぁ…だるいな~』 私は、そう思いながら自転車を走らせていた。 今日は、そんな“嫌いな場所”だったハズの塾を、唯一の“好きな場所”へと変える日だったのだ。 ─ガラガラ 塾に着き、ドアを開け、自分の席についた。 男子七人、女子三人と、 いつもと変わらないメンバー。 いつもと変わらない教室。 一体、今日は何が違うのだろうか…?? _
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