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「だって支えてもらったの1-Aの上中だろ?めっちゃレベル高いぜ」
上中?圭士は顔と名前を照合しようとするが・・・
「わからん」
まぁ見ただけで昇天する圭士が女子の顔などわかるわけもない
「どうにかなんねーのかその可哀想な病気、年頃の感情には邪魔だろうが・・・」
あきれながら勇大は席をたつ。
「うっせーな、いいんだよこれで」
顔を曇らせ窓を見つめる。
夕日が沈む空に微かに匂った桜の匂いをおぼえた。
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