27人が本棚に入れています
本棚に追加
「この詩、知ってる」と、思った方。
そこから少し考えを発展させましょう。
詩を読んで感動した。
はい、終わり。
じゃ、つまらない。
そこから、また何かを感じたい、知りたい、話し合ってみたい……
そんな風に思えたら……
そんな風に考えることができたら…………
また一歩、一歩と、歩き出せそうな……
前に進んで行くことができるなら……
詩は読み手がどうとるかによって、まったく違ったものになりえる。
この詩を読んで、ただ「ふ~ん」と思うのか「凄い! いい詩だ」と、感動するのか。
はたまた、「俺にでも書けそう」と、自慢するのか。
そうゆうことじゃない。
私が言いたいのは、そうゆうことじゃない。
『読み手がどうとるか』とは、あなたの心情を指している。
喜怒哀楽。
よろこび、いかり、かなしみ、たのしみ。
そういった、あなたの『感情』によって、詩は様々に変化する。
今あなたが、『今』を楽しく生きているなら、この詩は何でもないもののように思えるかもしれない。つまらないものに見えるかもしれない。
でも、あなたが『今』、辛いのなら、苦しいのなら……
その苦しみから――――辛さから救い出してくれる『手』となってくれる。
この詩はあなたを導いてくれる『手』となってくれる。
もし、苦しくなったら。
もしも、どうしようもなく辛くなったら。
もう一度、この詩を読んでほしい。
この詩はきっと、あなたにとって大きな、大切な『贈り物』となるはずだから…………
最初のコメントを投稿しよう!