この詩を読んで。

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「この詩、知ってる」と、思った方。 そこから少し考えを発展させましょう。 詩を読んで感動した。 はい、終わり。 じゃ、つまらない。 そこから、また何かを感じたい、知りたい、話し合ってみたい…… そんな風に思えたら…… そんな風に考えることができたら………… また一歩、一歩と、歩き出せそうな…… 前に進んで行くことができるなら…… 詩は読み手がどうとるかによって、まったく違ったものになりえる。 この詩を読んで、ただ「ふ~ん」と思うのか「凄い! いい詩だ」と、感動するのか。 はたまた、「俺にでも書けそう」と、自慢するのか。 そうゆうことじゃない。 私が言いたいのは、そうゆうことじゃない。 『読み手がどうとるか』とは、あなたの心情を指している。 喜怒哀楽。 よろこび、いかり、かなしみ、たのしみ。 そういった、あなたの『感情』によって、詩は様々に変化する。 今あなたが、『今』を楽しく生きているなら、この詩は何でもないもののように思えるかもしれない。つまらないものに見えるかもしれない。 でも、あなたが『今』、辛いのなら、苦しいのなら…… その苦しみから――――辛さから救い出してくれる『手』となってくれる。 この詩はあなたを導いてくれる『手』となってくれる。 もし、苦しくなったら。 もしも、どうしようもなく辛くなったら。 もう一度、この詩を読んでほしい。 この詩はきっと、あなたにとって大きな、大切な『贈り物』となるはずだから…………
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