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あごひげをたくわえた武士とみられる鎌倉時代(13世紀)の木製人形の頭部が 奈良県橿原市の新堂遺跡で出土し、市教委が7日、公開した。おもちゃや飾りに 使われたとみられる。
頭部は長さ9センチ、直径1・4センチで遺跡内の河川跡から出土した。
木の棒を加工しており、鉛筆のような形。首から下に細工がないことから、
頭部を差し込む胴体部が別にあったらしい。
3月は8~16、22、23日に同市の千塚資料館で展示する。市教委の担当者は
「当時の武士の顔つきが想像できる珍しい出土品。この時代の人々の遊び心が
うかがえます」と話している。
▽画像
立体的に表現された鎌倉時代の武士の人形
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