沙紀 side

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「ただいま~!!」 双葉と若山くんが帰って来た。 「おかえり~」 うちは大野から逃げる様に2人を出迎えに行く。 「きゃ~沙紀、髪巻いてるやん♪可愛い!!」 「ほんまや、桐生可愛いやん。」 「ちょっとこの変うまくできんかった。」 後ろの髪の毛を触る。 「そっか!いつもと違うと思ったら髪型が違うんや!」 碧川が言った。 ええ。わかってましたよ… あなたが気付いてない事くらい! 昔からそうやねんから…。 「いや、普通気付くだろ。」 若山くんの鋭いツッコミ入りました。 「え?あ…ごめん。」 「ううん…。」 謝られてもむなしいだけやし!!
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